2008-01-01から1年間の記事一覧

映画:デトロイト・メタル・シティ

昨日、六本木ヒルズのTOHOシネマズで映画「デトロイト・メタル・シティ」を見てきました。 前売り券を持っていたため予約なしで見ようと14時半頃到着したのですが、スクリーンが200席程度のキャパシティだったこともあり、空いていたのは18時55分の回、しか…

映画:デトロイト・メタル・シティ

昨日、六本木ヒルズのTOHOシネマズで映画「デトロイト・メタル・シティ」を見てきました。 前売り券を持っていたため予約なしで見ようと14時半頃到着したのですが、スクリーンが200席程度のキャパシティだったこともあり、空いていたのは18時55分の回、しか…

書評:宮崎アニメは、なぜ当たる スピルバーグを超えた理由/斉藤守彦

以前紹介した、「日本映画、崩壊」の著者が、同日に公開された日米の映画ヒットメーカーが携わった作品の興行収入とその特徴を比較することで、宮崎アニメの独自性を論じる一冊です。 映画宣伝手段としての「アドバタイジング」「プロモーション」「パプリッシン…

書評:宮崎アニメは、なぜ当たる スピルバーグを超えた理由/斉藤守彦

以前紹介した、「日本映画、崩壊」の著者が、同日に公開された日米の映画ヒットメーカーが携わった作品の興行収入とその特徴を比較することで、宮崎アニメの独自性を論じる一冊です。 映画宣伝手段としての「アドバタイジング」「プロモーション」「パプリッシン…

書評:ひかりの剣/海堂尊

チーム・バチスタシリーズのスピンオフ小説でライジングサンに向かう途中の飛行機とバスの中で読み終えました。 今回の舞台はブラックペアン1988と同時期の、舞台は東城大学と帝華大学の医学部体育会系剣道部。そして、今回の主役は二人、ジェネラル・ルージ…

書評:ひかりの剣/海堂尊

チーム・バチスタシリーズのスピンオフ小説でライジングサンに向かう途中の飛行機とバスの中で読み終えました。 今回の舞台はブラックペアン1988と同時期の、舞台は東城大学と帝華大学の医学部体育会系剣道部。そして、今回の主役は二人、ジェネラル・ルージ…

LIVE:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO @石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(8/16編:後編)」

前回、前々回に引き続き、RSRのネタを。 個人的に楽しみにしていた2アーティストと恒例の日の出を見るために2時間ほど仮眠をとった後、EARTH TENTに移動。目当てはサカナクション。2年前のRSRがきっかけでメジャーデビューしたアーティストで、今年、個人的…

LIVE:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO @石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(8/16編:前編)

前回のエントリー(8/15編)に引き続き、RSRのライブレポートを。 二日目のスタートはどれをみるか決めず、各ステージをフラフラした結果、一番はずれにあるBOHEMIAN GARDENのエマーソン北村のステージを見にいきましたが、これがよかったです。 芝生の上で…

LIVE:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO @石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(8/15編)

今年もRISING SUN ROCK FESTIVALに参戦してきました。今年は昨年に比べるとフラフラと動き回ったりテントから聴いていたりとのんびりしておりましたが、以下、何回かにわたりライブのレポを。 まずは、2008年、メイン会場であるサンステージのトップバッター…

映画:崖の上のポニョ

遅ればせながら崖の上のポニョを見にいってきました。場所は先月オープンしたての新宿ピカデリー。内装は非常にきれいで、チャイルドシート等の貸与等のサービスは好印象でしたが、各サービスの導線(コンセッションの位置やシアターに向かうエスカレーター…

映画:崖の上のポニョ

遅ればせながら崖の上のポニョを見にいってきました。場所は先月オープンしたての新宿ピカデリー。内装は非常にきれいで、チャイルドシート等の貸与等のサービスは好印象でしたが、各サービスの導線(コンセッションの位置やシアターに向かうエスカレーター…

書評:デッドライン仕事術/吉越浩一郎

「がんばるタイム」や残業禁止の徹底などユニークな制度を取り入れ、会社を19年連続増益に導いた元トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長の著者による業務の効率化のノウハウ本です。 仕事のアウトプットは能力×時間×効率で決まるといった前…

書評:デッドライン仕事術/吉越浩一郎

「がんばるタイム」や残業禁止の徹底などユニークな制度を取り入れ、会社を19年連続増益に導いた元トリンプ・インターナショナル・ジャパン代表取締役社長の著者による業務の効率化のノウハウ本です。 仕事のアウトプットは能力×時間×効率で決まるといった前…

書評:凡人として生きるということ/押井守

アニメーション絡みの新書の書評をもう一冊。 攻殻機動隊等のアニメーション監督である著者による社会論や人生論がまとめられている一冊ですが、ここまでイマイチな新書は久しぶりに読みました。正直に「ひどい」です。 もっと言うと、編集者のスキルがひど…

書評:凡人として生きるということ/押井守

アニメーション絡みの新書の書評をもう一冊。 攻殻機動隊等のアニメーション監督である著者による社会論や人生論がまとめられている一冊ですが、ここまでイマイチな新書は久しぶりに読みました。正直に「ひどい」です。 もっと言うと、編集者のスキルがひど…

書評:仕事道楽 スタジオジブリの現場/鈴木敏夫

スタジオジブリの代表取締役プロデューサーである著者が影響を受けた人物や過去の作品、スタジオジブリの経営などについて語り下ろした一冊ですが、一気に読んでしまう面白い本でした。 まず、個人的に面白かったのは、徳間書店の社長だった徳間康快や同社の…

書評:仕事道楽 スタジオジブリの現場/鈴木敏夫

スタジオジブリの代表取締役プロデューサーである著者が影響を受けた人物や過去の作品、スタジオジブリの経営などについて語り下ろした一冊ですが、一気に読んでしまう面白い本でした。 まず、個人的に面白かったのは、徳間書店の社長だった徳間康快や同社の…

書評:破産執行人/杉田望

高い製造技術とブランド力を持ちながらも経営陣の問題により破綻状態にある老舗製菓会社「興国食品」をターゲットにした買収劇を描いた経済小説。旧経営陣、幹部社員、弁護士、金融機関、総合商社、ブローカー、政治家秘書といったそれぞれの立場の人間が、…

書評:破産執行人/杉田望

高い製造技術とブランド力を持ちながらも経営陣の問題により破綻状態にある老舗製菓会社「興国食品」をターゲットにした買収劇を描いた経済小説。旧経営陣、幹部社員、弁護士、金融機関、総合商社、ブローカー、政治家秘書といったそれぞれの立場の人間が、…

書評:社員をサーフィンに行かせよう/イヴォン・シュイナード著・森摂訳

一年以上気になりつつも読む機会を失っていた一冊ですが、カヤックの柳澤さんの本を読んだ影響もあり、今更ながら読みました。 本書は、売上の1%を自然保護団体に寄付したり、通常の綿に変えいち早くオーガニックコットンを導入したりといった姿勢でも有名…

書評:社員をサーフィンに行かせよう/イヴォン・シュイナード著・森摂訳

一年以上気になりつつも読む機会を失っていた一冊ですが、カヤックの柳澤さんの本を読んだ影響もあり、今更ながら読みました。 本書は、売上の1%を自然保護団体に寄付したり、通常の綿に変えいち早くオーガニックコットンを導入したりといった姿勢でも有名…

書評:医学のたまご/海堂 尊

チーム・バチスタシリーズの著者が送る医学ミステリー。医学における研究や論文等の体制について疑問符を投げかけている一作です。 主人公は、普通の中学生の曽根崎薫。自分が実験台となっていた知能テストの結果、「日本一の天才中学生」となってしまった彼…

書評:医学のたまご/海堂 尊

チーム・バチスタシリーズの著者が送る医学ミステリー。医学における研究や論文等の体制について疑問符を投げかけている一作です。 主人公は、普通の中学生の曽根崎薫。自分が実験台となっていた知能テストの結果、「日本一の天才中学生」となってしまった彼…

書評/この「社則」、効果あり。/柳澤大輔

面白法人カヤックの創業者であり、代表による一冊。 7社+おまけで構成されている本書は、大きくわけ、 他社のユニークな社則や制度の紹介 自社の社則や制度の紹介、並びにルールを制定した理由の解説 が描かれております。 その中でも面白いのはやはりカヤ…

書評/この「社則」、効果あり。/柳澤大輔

面白法人カヤックの創業者であり、代表による一冊。 7社+おまけで構成されている本書は、大きくわけ、 他社のユニークな社則や制度の紹介 自社の社則や制度の紹介、並びにルールを制定した理由の解説 が描かれております。 その中でも面白いのはやはりカヤ…

LIVE:くるり 対バンツアー 2008 デラぜっぴん 〜混浴四重奏〜@ZEPP TOKYO

くるりの夏の対バンツアーを見にZEPP TOKYOまでいってきました。今日の対バン相手は木村カエラ。 仕事の関係上、少し遅れての到着。荷物をコインロッカーに預けて入場した際には、Opening ActのMASS OF THE FERMENTING DREGSが既に演奏しておりました。ボー…

書評:夢見る黄金地球儀/海堂尊

チーム・バチスタの著者、海堂尊による医療「外」のテーマを描いた小説。 テーマは「ふるさと創生事業」で配られた一億円を元に作られたとされる「黄金の地球儀」を盗もうとする主人公とその周辺の人物のドタバタ喜劇。 家族で鉄工所を営む主人公の平沼平介…

書評:夢見る黄金地球儀/海堂尊

チーム・バチスタの著者、海堂尊による医療「外」のテーマを描いた小説。 テーマは「ふるさと創生事業」で配られた一億円を元に作られたとされる「黄金の地球儀」を盗もうとする主人公とその周辺の人物のドタバタ喜劇。 家族で鉄工所を営む主人公の平沼平介…

書評:隠蔽捜査/今野敏

2006年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品。 主人公は、現場の刑事ではなく、警察庁の総務課に属するキャリア組の警察官僚である竜崎。このあたりの設定は横山秀夫の警察小説に近い印象。 物語は都内で起きた射殺事件の被害者が、過去世間をにぎわせた凶悪…

書評:隠蔽捜査/今野敏

2006年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品。 主人公は、現場の刑事ではなく、警察庁の総務課に属するキャリア組の警察官僚である竜崎。このあたりの設定は横山秀夫の警察小説に近い印象。 物語は都内で起きた射殺事件の被害者が、過去世間をにぎわせた凶悪…