2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書評:社員をサーフィンに行かせよう/イヴォン・シュイナード著・森摂訳

一年以上気になりつつも読む機会を失っていた一冊ですが、カヤックの柳澤さんの本を読んだ影響もあり、今更ながら読みました。 本書は、売上の1%を自然保護団体に寄付したり、通常の綿に変えいち早くオーガニックコットンを導入したりといった姿勢でも有名…

書評:社員をサーフィンに行かせよう/イヴォン・シュイナード著・森摂訳

一年以上気になりつつも読む機会を失っていた一冊ですが、カヤックの柳澤さんの本を読んだ影響もあり、今更ながら読みました。 本書は、売上の1%を自然保護団体に寄付したり、通常の綿に変えいち早くオーガニックコットンを導入したりといった姿勢でも有名…

書評:医学のたまご/海堂 尊

チーム・バチスタシリーズの著者が送る医学ミステリー。医学における研究や論文等の体制について疑問符を投げかけている一作です。 主人公は、普通の中学生の曽根崎薫。自分が実験台となっていた知能テストの結果、「日本一の天才中学生」となってしまった彼…

書評:医学のたまご/海堂 尊

チーム・バチスタシリーズの著者が送る医学ミステリー。医学における研究や論文等の体制について疑問符を投げかけている一作です。 主人公は、普通の中学生の曽根崎薫。自分が実験台となっていた知能テストの結果、「日本一の天才中学生」となってしまった彼…

書評/この「社則」、効果あり。/柳澤大輔

面白法人カヤックの創業者であり、代表による一冊。 7社+おまけで構成されている本書は、大きくわけ、 他社のユニークな社則や制度の紹介 自社の社則や制度の紹介、並びにルールを制定した理由の解説 が描かれております。 その中でも面白いのはやはりカヤ…

書評/この「社則」、効果あり。/柳澤大輔

面白法人カヤックの創業者であり、代表による一冊。 7社+おまけで構成されている本書は、大きくわけ、 他社のユニークな社則や制度の紹介 自社の社則や制度の紹介、並びにルールを制定した理由の解説 が描かれております。 その中でも面白いのはやはりカヤ…

LIVE:くるり 対バンツアー 2008 デラぜっぴん 〜混浴四重奏〜@ZEPP TOKYO

くるりの夏の対バンツアーを見にZEPP TOKYOまでいってきました。今日の対バン相手は木村カエラ。 仕事の関係上、少し遅れての到着。荷物をコインロッカーに預けて入場した際には、Opening ActのMASS OF THE FERMENTING DREGSが既に演奏しておりました。ボー…

書評:夢見る黄金地球儀/海堂尊

チーム・バチスタの著者、海堂尊による医療「外」のテーマを描いた小説。 テーマは「ふるさと創生事業」で配られた一億円を元に作られたとされる「黄金の地球儀」を盗もうとする主人公とその周辺の人物のドタバタ喜劇。 家族で鉄工所を営む主人公の平沼平介…

書評:夢見る黄金地球儀/海堂尊

チーム・バチスタの著者、海堂尊による医療「外」のテーマを描いた小説。 テーマは「ふるさと創生事業」で配られた一億円を元に作られたとされる「黄金の地球儀」を盗もうとする主人公とその周辺の人物のドタバタ喜劇。 家族で鉄工所を営む主人公の平沼平介…

書評:隠蔽捜査/今野敏

2006年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品。 主人公は、現場の刑事ではなく、警察庁の総務課に属するキャリア組の警察官僚である竜崎。このあたりの設定は横山秀夫の警察小説に近い印象。 物語は都内で起きた射殺事件の被害者が、過去世間をにぎわせた凶悪…

書評:隠蔽捜査/今野敏

2006年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品。 主人公は、現場の刑事ではなく、警察庁の総務課に属するキャリア組の警察官僚である竜崎。このあたりの設定は横山秀夫の警察小説に近い印象。 物語は都内で起きた射殺事件の被害者が、過去世間をにぎわせた凶悪…

書評:砂漠/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎には珍しい青春小説です。 ストーリーは物事を俯瞰的に眺める主人公である北村と、4人の友人「鳥井」「西嶋」「南」「東堂」による大学生活。 名字に「北」があることから、鳥井の自宅で行われる麻雀のメンバーに北村は選ばれます。典型的なチャ…

書評:砂漠/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎には珍しい青春小説です。 ストーリーは物事を俯瞰的に眺める主人公である北村と、4人の友人「鳥井」「西嶋」「南」「東堂」による大学生活。 名字に「北」があることから、鳥井の自宅で行われる麻雀のメンバーに北村は選ばれます。典型的なチャ…

書評:これがMBOだ!/島田春雄+CVC

この1・2年株式市場が低迷していることもあり、MBOによる非公開化を選択する企業が多くありますが、この流れ(自分の仕事にとってはビジネスチャンス)は当分続くだろうと思い、学習のために購入した一冊です。 本書は物語と解説の2部構成。第一部では前半…

書評:これがMBOだ!/島田春雄+CVC

この1・2年株式市場が低迷していることもあり、MBOによる非公開化を選択する企業が多くありますが、この流れ(自分の仕事にとってはビジネスチャンス)は当分続くだろうと思い、学習のために購入した一冊です。 本書は物語と解説の2部構成。第一部では前半…

書評:日本型リーダーの研究/古野庸一+リクルートワークス研究所編

通勤時用に購入した一冊。予想以上に読むのに時間がかかりましたが、先週末に読み終えました。 本書は大きく二部構成にわかれております。第一部の『経営者の軌跡』では、どのような体験を通じ「一皮向けたか」ということをインタビューを通じ経営者からヒア…

LIVE:TRICERATOPS SUMMER TOUR '08 MADE IN LOVE @赤坂ブリッツ

今月のライブ一本目は昨年末以来のTRICERATOPS、復活した赤坂ブリッツにはじめていってきました。 仕事の関係上一時間以上遅れての到着。ちょうどMCが終わり曲が始まるタイミングで会場に到着したのですが、一曲目から、カバー曲のCan't Take My Eyes Of Off…

書評:日本型リーダーの研究/古野庸一+リクルートワークス研究所編

通勤時用に購入した一冊。予想以上に読むのに時間がかかりましたが、先週末に読み終えました。 本書は大きく二部構成にわかれております。第一部の『経営者の軌跡』では、どのような体験を通じ「一皮向けたか」ということをインタビューを通じ経営者からヒア…

書評:フィッシュストーリー/伊坂幸太郎

先週読んだ終末のフールに引き続き、伊坂幸太郎作品についての書評を。 本作、フィッシュストーリーは2007年の1月に刊行された作品集で、2001年に発表された作品から書き下ろしで発表された作品まで、比較的長い期間に書かれた作品が4編まとめられております…

書評:フィッシュストーリー/伊坂幸太郎

先週読んだ終末のフールに引き続き、伊坂幸太郎作品についての書評を。 本作、フィッシュストーリーは2007年の1月に刊行された作品集で、2001年に発表された作品から書き下ろしで発表された作品まで、比較的長い期間に書かれた作品が4編まとめられております…

mixi RADIOを試してみました。

リリースされたばかりのmixi RADIOを早速試してみました。どのあたりのアーティストの音楽が流れるかを調べようと「マイ・ラジオ」をクリックしてみると、Supercarの"Free Your Soul"が選曲されました。とりあえずスキップしてみると、スネオヘアーの"スプリ…

書評:週末のフール/伊坂幸太郎

文庫本になるまで待とうかと思っていたけれども、待ちきれずに買ってしまった伊坂幸太郎の作品。 小惑星が地球に衝突し、8年後に世界が終末することがわかり、世界は暴力と混乱に支配されます。それから、5年後、週末が近づいた世界の一角、仙台北部のニュー…

書評:週末のフール/伊坂幸太郎

文庫本になるまで待とうかと思っていたけれども、待ちきれずに買ってしまった伊坂幸太郎の作品。 小惑星が地球に衝突し、8年後に世界が終末することがわかり、世界は暴力と混乱に支配されます。それから、5年後、週末が近づいた世界の一角、仙台北部のニュー…

書評:事業再生プロフェッショナル/清水輝幸

現役コンサルタントの著者が自らの経験をベースにした物語を通じ、事業再生の現場とノウハウについて解説している一冊です。 物語の舞台は営業赤字に陥ってしまった老舗陶磁器メーカー。企業存続のためにも改革が求められる中、コンサルタントと経営者、社内…

書評:事業再生プロフェッショナル/清水輝幸

現役コンサルタントの著者が自らの経験をベースにした物語を通じ、事業再生の現場とノウハウについて解説している一冊です。 物語の舞台は営業赤字に陥ってしまった老舗陶磁器メーカー。企業存続のためにも改革が求められる中、コンサルタントと経営者、社内…

映画:純喫茶磯辺@テアトル新宿

純喫茶磯辺を見にテアトル新宿に行ってきました。目的は最近自分の中で第ブレーク中の仲里依紗さん。舞台挨拶付きのチケットを入手しての参戦。 映画の内容は、宮迫演じる主人公が、父親の遺産を元手に開いた喫茶店『純喫茶磯辺』と、そこに集う人々が織り成…

映画:純喫茶磯辺@テアトル新宿

純喫茶磯辺を見にテアトル新宿に行ってきました。目的は最近自分の中で第ブレーク中の仲里依紗さん。舞台挨拶付きのチケットを入手しての参戦。 映画の内容は、宮迫演じる主人公が、父親の遺産を元手に開いた喫茶店『純喫茶磯辺』と、そこに集う人々が織り成…

振り返り:上半期の書評

ちょうど今年も半分が終わったという所で、上半期に読んだ本を振り返ってみることに。 ブログに書いた書評エントリーは70弱といったところで、実際に読んだ本は、2-3割多い所かと思います。(仕事がらみで読んだ専門書でブログに書いていないものがかなりあ…

振り返り:上半期の書評

ちょうど今年も半分が終わったという所で、上半期に読んだ本を振り返ってみることに。 ブログに書いた書評エントリーは70弱といったところで、実際に読んだ本は、2-3割多い所かと思います。(仕事がらみで読んだ専門書でブログに書いていないものがかなりあ…