LIVE:RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO @石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(8/16編:後編)」

 前回前々回に引き続き、RSRのネタを。

 個人的に楽しみにしていた2アーティストと恒例の日の出を見るために2時間ほど仮眠をとった後、EARTH TENTに移動。目当てはサカナクション。2年前のRSRがきっかけでメジャーデビューしたアーティストで、今年、個人的にイチオシにしているアーティストです。

 開演30分前に到着し、前から7−8列目を確保し臨んだサカナクションですが、3月に見たときよりもよかったです。(偶然にも3月のブログのエントリーで「今年の夏はライジングサンのEARTH TENT、可能であれば2日目の夜中に彼らの音楽を聴きたい」と書いてました・・・忘れていました。RSRというホームでやることに対する気合と、やはり大きなフェスに何個も参戦し、経験値を積んできたという自信がステージにみなぎっている印象を受けました。

 ちなみにセットリスト自体は以下のような感じでしたが、新曲を含め、非常にいい演奏でした。

  • インナーワールド
  • 三日月サンセット
  • サンプル
  • マレーシア32
  • 新曲
  • 夜の東側
  • 白波トップウォーター
  • ナイトフィッシングイズグッド

 また、ホームという感覚でいえば、MCの最中の「おかえりー」コール。個人的には絶対言ってやろうと思っていた発言で、実際にライブでは相当数の観客が発してましたが、心からそう思える暖かい空気に満ちており、一体感がありました。(ちなみにベースの草刈さんが書いたブログエントリーでもこのコールに関してコメントがありました。)

 そんなサカナクションの終了後は走ってSUN STAGEへ。目当ては8年ぶりに再結成した「サニーデイ・サービス」。サニーデイにはまった頃には、既に彼らは解散してしまっていたために、自分としてははじめてのサニーデイのライブでした。

 こちらに関しては、本当に不思議で素晴らしい時間だったとしかいえません。

 まずは、セットリストを。

 という10曲だったのですが、本当に楽しくてニコニコさせられてしまう時間でした。

 もちろん、曽我部BANDやソロでサニーデイの曲が演奏されたことは何度もありますが、やはりサニーデイ・サービスというバンドが作る音は不思議な魅力に包まれておりました。

 曽我部さんが

  • NOWでサビの部分の歌詞を間違える(向かい合っていたベースの田中さんが「あっ!?」という表情を見せてました)、M
  • 「何もかわらないねー・・・あ、気持ちはね」という苦笑いさせられるコメントをする。(心の中で、「体型は・・・」とツッコミを自分でもいれてしまったと思われます。)
  • コーヒーと恋愛ではグダグダな演奏になった時、間奏で「これでも三ヶ月練習したんだよ!」とエクスキューズする。(でも、手拍子していて楽しかったんですけどね)

 というような苦笑いしてしまうような部分はありましたが、そういうことよりも、サニーデイ・サービスと空間を共有していることの幸せを実感させられました。(ちなみに奥さんと赤ちゃんがステージの袖でみてました)

 日の出や大トリのスカパラの盛り上がりもよかったのですが、今回のRSRは、なによりもサニーデイ・サービスと時間を共有できたことが一番の幸せでした。(次はサカナクションです。)

 次回、11回目のRSRも楽しみで仕方ありません。自分としても20代最後のRSRとなるので、思い切りライブを楽しめればと思うばかりです。