映画:純喫茶磯辺@テアトル新宿

 純喫茶磯辺を見にテアトル新宿に行ってきました。目的は最近自分の中で第ブレーク中の仲里依紗さん。舞台挨拶付きのチケットを入手しての参戦。

 映画の内容は、宮迫演じる主人公が、父親の遺産を元手に開いた喫茶店純喫茶磯辺』と、そこに集う人々が織り成す日常のストーリー。

 キャストや監督が舞台挨拶で「ボーっとして見られる」「何かが起こるわけでもない」というだけあり、淡々とわかりやすい流れで物語は進んでいきます。

 評価はというと、正直微妙な所です。映画のスクリーンならではの迫力や、エンタテインメントを求めてしまう立場からすると物足りないといのが正直な感想です。ストーリーとしてもいくつか伏線に思えそうな所も正直生かされているとは思えませんでしたし。(喫茶店にいる謎のお客さんの意味は結局なんだったんだろう…)

 ただ、仲里依紗さん、麻生久美子さんの演技とクレイジーケンバンド横山剣さんがプロデュースする音楽は非常によかったです。麻生さんは安心してみていられる演技でしたし(役どころ自体は非常に不安定な難しい役だったのですが)、仲さんについては表情や声が素晴らしかったです。(声については、さすが「時をかける少女?」)

 ちなみに仲さんに関しては再来週の土曜日のフジテレビに注目です。「時をかける少女」の映画(ブルーレイの発売とタイミングを合わせた?)と「ハチワンダイバー」の最終回が連続して放送されます。見逃せません。