COUNTDOWN JAPAN 10/11 2日目レポート(その5:最終回)
カウントダウンジャパン二日目のライブレポも第5回、これでラスト。
チャットモンチーのライブの後は、再びGALAXY STAGEに戻り、GOING UNDERGROUNDとスガシカオと観ることに。
まずは、GOING UNDERGROUND。昨年のカウントダウンジャパン以来。まず、昨年同様ケイタイモがいました。
ライブを観ていて思ったのは、「この一年、苦しんだんだろうなあ」ということ。昨年のGOING UNDERGROUNDに比べ「悲壮感」が増している印象を受けました。適切な表現ではないかもしれないし、好みの問題もあると思いますが、個人的に彼等に感じていた「青さ」という魅力が少々薄れていたような気がします。
ただ、最後に演奏した新曲「Shining」は、そのような一年の先に彼等が何かを見つけたんだろうなと感じさせる楽曲で、彼等がいう第二期のGOING UNDERGROUNDが生まれてくる匂いがしました。
そして、ラストを飾るのはスガシカオ。こちらは2009年のRSR以来。
ステージはアンコールを除き、大きく3部構成。
まずは、ホーンセクションを引き連れてのファンキーなナンバーの連続。極上のエンターテイメントを見せつけ、会場の空気をアツくさせていきます。
そして、アツくさせきったところで、さらなる山場を演出させます。
メンバーが一時退場し、アコギを持ってスガシカオ一人がステージに残り、MCを開始します。
「デビューして間もないころ」「紅白歌合戦」というキーワードのMCを聞いて、「これは、もしかして!?」と会場がソワソワしているのが感じ取れます。
そして、そのソワソワは的中。ソロの「夜空ノムコウ」です。正直、この時点で感無量。
ただ、これだけでは終わらせません。
再度バンドメンバーを呼んだ終盤は再度ファンキーなナンバーを繰り広げます。テッパンといっていい「午後のパレード」に加え、「奇跡」「コノユビトマレ」といったアップテンポなナンバーで会場を盛り上げきりました。
その後のアンコールの「19才」まで、一年の締めくくりに相応しい満足度の高いライブでした。