ソルト

先週公開されたソルトを見に行ってきました。昨年公開された2012の頃から予告編が流されており(もしかしたら、10回近く劇場で見ている?)大作として期待しての観賞でした。

ストーリーは冷戦時代のスパイ映画といった感じ。FBIに勤務する主人公のイヴリン・ソルトが、ソ連の二重スパイでないかと疑われ、逃げ回りつつ、ミッションを完遂していくという内容。

見所は、主人公のソルトを演じるアンジェリーナ・ジョリーのアクションにつきます。激しいアクションシーンの連続は、さすがトップアクション女優といったところ。

一方でストーリーはというと、制作前にキャスト変更のゴタゴタがあった影響か、アラが目立ちました。結局、ソルトはどちら側の人間なのか、彼女がとった行動の裏にはどんな指令があったのか、等ストーリーで語られるべきバックグラウンドが抜け落ちていると思われる部分がありました。結果とし、見終わった後に消化不良な感覚が残りました。

有り体に言ってしまえば、「なんか、よくわかんなくなっちゃったけど、アンジェリーナ・ジョリーのアクションで切り抜けちゃおう!」といった感じ。

散々予告編を流し、期待させたあげく、「これかあ…」といった映画でした。インセプション見に行けば良かったかな、と。