フジファブリックpresents フジフジ富士Q@富士急ハイランドコニファーフォレスト(前編)

三連休の初日、富士急ハイランドまでフジフジ富士Qにいってきました。フジファブリックのボーカル志村が奥田民生を聞いて音楽を志したという、フジファブリックにとって原点といっていい場所でのライブ。その志村はちょっと遠くからの参加でしたが、非常にすばらしいステージでした。

セットリストの詳細は、ロッキング・オンのブログを参照していただくとして、個人的な感想を。

ほぼ定刻にスタートしたライブのオープニングバッターは奥田民生。演奏する楽曲は「桜の季節」。フジファブリックを聞くきっかけになった思い入れのある一曲にいきなり大興奮。今日がおそろしい一日になりそうな予感がさせられます。

一曲演奏して、あっさりと袖に引っ込もうとする奥田民生に対し、キーボードの金沢が「また、民生さん出てきますからね!」とフォローし、笑いをとりつつ、次のアーティストへ。昔のフィッシュマンズ同様に、ボーカルが入れ替わっていく形のステージ。

2番手は安部コウセイ。歌ったのは「虹」と「モノノケハカランダ」。続いてのハナレグミは「ダンス2000」と「ルーティーン」。豪華なセットリストでステージは進んでいきます。

4番手は、メレンゲのクボケンジ。二曲目に歌った「赤黄色の金木犀」では心なしか目が潤んでいるような気がし、少しグッときました。

その次は、斉藤和義。演奏したのは「地平線を超えて」と「笑ってサヨナラ」流石といっていい表現力、カッコ良すぎました。MCで「変な曲ばかり」と笑っていましたが、その変な曲を完全に自分のモノにして歌いあげてました。

少し、ステージがしっとりとしたところで、6番手はPOLYSICSのハヤシ。メンバーもなぜかサンバイザーをつけての演奏「トイス!」で会場をもっていきつつの「TAIFU」「B.O.I.P」で会場は大盛り上がり。

7番手は藤井フミヤ。ここで「若者のすべて」が演奏。息子経由で知ったフジファブリックのエピソード(また、変な曲のエピソード! *1)をおりまぜつつの貫禄のステージ。

藤井フミヤの後は、氣志團の登場(ちなみに会場に明らかに氣志團のファンという方がいらっしゃってました…矢沢永吉ファンと同じ位わかりやすかった…)ということで一度セットチェンジ。

Be My BabyのSEにのって登場した氣志團が一曲目に演奏したのは「ダンス2000」。その後は「バイトの先輩」としてのエピソードで会場を沸かせます。(奥田民生吉井和哉がまざった「武田の子守唄」のエピソード等、彼等しか話せないだろうトークでした)そして、カウントダウンジャパンで話したというエピソードの後に演奏されたのは「茜色の夕日」。思いが伝わる一曲でした。

 *1 息子が口ずさんでいたTAIFUの歌詞に対し「そんな歌詞ねーだろ!」といって聞かせてもらった所、ホントだったというエピソード。(確かに、「飛び出せレディーゴーで 踊ろうぜ だまらっしゃい」って普通ないよなあ…。)