2008年の振り返り:マンガ編

 2008年は過去に比べ、マンガの購入数が格段に増えました。

実際、2008年12月に発売された「このマンガがすごい!」のベスト20を見ると7作品(*1)を購入してました。

*1 具体的には

の7作品。

 中でも、宇宙兄弟が本当に面白いです。まだ4巻しか出てないのですが、昨年連載を終了したBECKと似た印象をうけます。GIANT KILLINGにも共通するかもしれませんが、最近の講談社にのコミックにはストーリーにスケール感のある作品がでてきている印象を受けます。元々、三大出版社のうちで一番文芸色が強いからかもしれませんが、このストーリー構築力は「大人のマンガ市場」で武器になるような気がしています。(直近の決算の数字は非常に厳しいものでしたが、おそらくコミック事業のセグメントの状況自体は悪くないのではと考えております。)

 ちなみに今年人気が出そうだと思っているのは「百舌谷さん逆上する」です。まだ今月に2巻が発売される位のペースですが、何回も読み返したくなる破壊力を持った一冊です。あと、もう一冊オススメの「まつりスペシャル」もまだ2巻までしか刊行されてませんが、こちらはドラマ化しそうな予感がします。どちらもオススメなので、是非ご一読下さい。