映画:レッドクリフ@新宿バルト9

 遅ればせながら、レッドクリフを見にいってきました。今年映画館に行くのは10度目でしたが、今回の場所は新宿のバルト9。土曜日の14時50分から始まるの回だったこともあり、公開5週目でもほぼ満席の状態でした。

 肝心の内容はというと、アジアの一流どころの俳優が出演している場面は非常に見所があり、彼らのアクションシーンは見所十分です。

 また、事前情報として聞いてはいたのですが、本作では赤壁の戦いの緒戦までで終了しており、水軍における火攻めの戦いは4月公開のPart2でという究極のじらし作戦は興行的にもうならされました。

 但し、いくつか笑わざるを得ないシーンもあります。それはエキストラの演技力のなさと一部の武将のドラゴンボール的な強さ。合戦のシーンにおいてアクションスターの迫真の演技の合間に見られる彼らの自然体の姿と、超雲、関羽張飛等の一部の武将の神がかり的なシーン(張飛なんて素手で飛び出して何十人も倒しますから)には思わず失笑せざるを得ませんでした。

 ただ、そういった点を含め、エンターテイメントとしてよくできていると思わされました。そして、総制作費90億とも100億とも言われているこの乾坤一擲の戦いに勝利するエイベックスの勝負強さについても色々と考えさせられました。

 間違いなく、4月公開も見にいかざるを得ない作品でした。