iPhoneとXperia

 3月にiPhoneにしたのに加え、取引先からXperiaの貸出を受け使ってみました。

以下、使い比べてみた感想を。

結論から言えば、iPhoneの圧勝。両方使い比べたその差は歴然です。

Xperiaの方が親切だと思ったのは、携帯電話の標準カレンダー機能とGoogleカレンダーとの連携が容易だという点でしょうか。(iPhoneだとGoogle Syncの設定が結構めんどくさい…もっとも、Google AppsiPhoneアプリをダウンロードして使えばそれ程不都合を感じることもないのですが)

その他の利点といえば、ドコモマーケットがあってアプリが探しやすいことと、電波の入り具合がいいことでしょうか。(これはXperiaの利点というよりは明らかにDocomoの努力だと思いますが。)

ただ、端末としては圧倒的にiPhoneがまさっております。Xperiaはまず動きが「もっさい」。過去のタッチペン型のスマートフォンに比べればマシですが、iPhoneのサクサク感に慣れてしまっているとその動作感にイライラさせられます。

また、初期設定時点でメニューが多すぎます。さらに、初期画面から移動するのに、「右画面」「左画面」「下からメニューバーを引き出す」というように複数の動作がありえるので、覚えるのが厄介で習熟に時間がかかります。

iPhoneiPhoneでアプリをダウンロードさせすぎると目的のアプリにたどり着くまで何度もスクロールしなければいけないという問題がありますが(次のOSで階層化が改善される?)、動作として圧倒的にシンプルかつ直感的に出来ていますので、使いやすさが全く違います。

というところで、まとめとしては、iPhoneキラーとして高々に発表されたXperiaは、当面はiPhoneの敵にはならないということ。少なくとも一度iPhoneにしてしまった人間がスイッチするメリットは全くないでしょう。

というわけで、Docomoユーザがスマートフォンを導入したいのであれば、DocomoiPhoneを待つのが得策かと思います。