ゴマブックス債権者説明会

 ゴマブックスの債権者説明会が開かれたようです。詳細は出席されていた『『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記』や『或る編集者のオケラ日記』の当該エントリーを見ていただくことして個人的に気になったことを。

 それは、業界内での未払と取次との契約。

 前者については、少額債権として控除される債権者もいるかもしれませんが、作家や編集プロ等の未払いは解消しないと今後継続的に仕事を請けてくれるのか気になる所です。

 一方の後者は、引き続きアカウントを持ち続けられるのかということ。もしアカウントを維持できたとしても、書店の取次条件は間違いなく悪くなるはずです。元々の条件下でも破綻したのに、より条件が悪くなった場合でも再建は可能なのかというあたりが注目でしょう。

 個人的には、いくつかの版権だけ新会社を作って移管し、その版権管理会社を別の出版社が引き取る一方で、旧会社は清算に向うとよんでいるのですが、どうなることやら、注目です。