LIVE:くるりファンクラブ限定イベント@恵比寿LIQUIDROOM

 年末のふれあいコンサートファイナル以来、今年初くるりとなるファンクラブ限定イベントを見に、恵比寿のリキッドルームまでいってきました。リキッドルームくるりを見るのは、前回のファンクラブイベント以来、実に3年ぶりかと思います。(確か、いきなり「お祭りワッショイ」をやって会場から失笑が起きたはず、です。)

 さて、そんな久しぶりのくるりですが、セットリストは以下のような感じ。

1.ブレーメン

2.ワンダーフォーゲル

3.ジュビリー

4.新曲1:さよならリブレット(リグレット?)

5.新曲2:京都の大学生

6.新曲3:カモメはカモメ

7.ばらの花

8.ハイウェイ

9.スラブ

10.ハム食べたい

11.春風

12.アナーキ・イン・ザ・ムジー

13.ロックンロール

14.東京

15.街

ENCORE 虹

 通常のライブよりも安価なファンクラブ限定イベントとは思えないくらいの豪華さ。いきなりのブレーメンに始まり、春風、東京、街、虹といった初期の代表曲、さらには新曲までとサービス精神にあふれたライブでした。

 ちなみに、今回はくるりの二人にキーボードとドラムを加えた4名編成。ギターが一人という編成は、自分がくるりのライブに行きはじめたTEAM PARTY以来、あまり記憶にありません。(楽曲によって、というのはありましたが)

 さらに珍しかったのは、新曲の京都の大学生においてボーカル岸田がマイクを持って楽器を弾かずに歌ったこと。うんぽこどっこいしょツアーの時はギターではなく鍵盤を弾いたいたときもありますが、何も演奏しなかったのは記憶になく、非常に貴重な体験でした。

 バンドとしての出来は、呼吸やアレンジに改良の余地があったりという印象を多少受けました。ばらの花や、ハイウェイの間奏あたりがその理由ですが、後半になるにつれ、この編成もいいぞと思えてきました。

 特に、アナーキ・イン・ザ・ムジーク、ロックンロールの2曲でテンションがあがった後の、最後の三曲は非常に良かったです。キーボードの音が初期の代表曲に不思議にマッチしていたように思います。夏フェスでもこの辺は楽しめそうな印象。

 ちなみに、MCについてもファンクラブ限定ということもあり?普段は言わないようなジョークも含め盛りだくさんで、(誰もが思っていてもいってはいけないだろうと言うことを自ら言ってました。)週の頭にテンションがあがりました。

 明後日には冒頭のふれあいコンサートの様子を収録したライブDVD「横濱ウィンナー」も発売されます。どうやら、今週はくるり漬けにさせられそうです。