2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

書評:生命保険の「罠」/後田亨

ネットライフ企画の岩瀬さんのブログで紹介されており、購入した一冊。元日本生命の営業マンで、現在は十数社の保険商品を扱うメディカル保険サービスの取締役である著者により、生命保険会社の実態、生命保険の「仕組」と、並びに、プロの保険の加入の仕方…

書評:<旭山動物園>革命/小菅正夫

日本最北の動物園、旭山動物園がいかにして「復活」したか、その理由・ノウハウといったものから、成功するための組織論、人と動物園の関係といったものが書かれている一冊です。自分自身、昨年の10月に初めて旭山動物園を訪れ、純粋に楽しかったことから関…

書評:<旭山動物園>革命/小菅正夫

日本最北の動物園、旭山動物園がいかにして「復活」したか、その理由・ノウハウといったものから、成功するための組織論、人と動物園の関係といったものが書かれている一冊です。自分自身、昨年の10月に初めて旭山動物園を訪れ、純粋に楽しかったことから関…

書評:闇権力の執行人/鈴木宗男

大学のゼミ(といっても、研究室といったものではなく、半年間少人数制で行う講義)で習って以降心がけていることに「興味を持った出来事について違う立場から書かれた複数の本を読み比べる」というものがあります。 例えば、連合赤軍の書籍に関して言えば、…

退職:28歳の誕生日。

28歳の誕生日を迎えた本日(2008年1月9日)、1年9ヶ月強勤務した会社を退社しました。(数字の組み合わせが2-8と1-9ばかりなのは偶然です)二度目の転職です。ちょうど一年前の誕生日はワールドビジネスサテライトの取材対応をしていたのを思うと、なんかあっ…

退職:28歳の誕生日。

28歳の誕生日を迎えた本日(2008年1月9日)、1年9ヶ月強勤務した会社を退社しました。(数字の組み合わせが2-8と1-9ばかりなのは偶然です)二度目の転職です。ちょうど一年前の誕生日はワールドビジネスサテライトの取材対応をしていたのを思うと、なんかあっ…

書評:闇権力の執行人/鈴木宗男

大学のゼミ(といっても、研究室といったものではなく、半年間少人数制で行う講義)で習って以降心がけていることに「興味を持った出来事について違う立場から書かれた複数の本を読み比べる」というものがあります。 例えば、連合赤軍の書籍に関して言えば、…

書評:チームバチスタの栄光/海堂尊

現役医師の手による医学ミステリーであり、デビュー作にして第四回「このミステリーがすごい!」大賞作品。ずっと気になっていたのですが、今回文庫化されたこともあったので購入、早速上下巻ともに読み終えました。 感想は「本当に面白い!」の一言。 以下…

テレビ:ガイアの夜明け(1/8放映分)

今日のテレビ東京のガイアの夜明けは「老舗特集」。具体的に取り上げられている企業は「田中貴金属工業」と「金剛組」。思わず、「えっ」と思ってしまいました。 なぜなら両社とも「千年、働いてきました−老舗企業大国ニッポン」でその名前が取り上げられて…

テレビ:ガイアの夜明け(1/8放映分)

今日のテレビ東京のガイアの夜明けは「老舗特集」。具体的に取り上げられている企業は「田中貴金属工業」と「金剛組」。思わず、「えっ」と思ってしまいました。 なぜなら両社とも「千年、働いてきました−老舗企業大国ニッポン」でその名前が取り上げられて…

書評:チームバチスタの栄光/海堂尊

現役医師の手による医学ミステリーであり、デビュー作にして第四回「このミステリーがすごい!」大賞作品。ずっと気になっていたのですが、今回文庫化されたこともあったので購入、早速上下巻ともに読み終えました。 感想は「本当に面白い!」の一言。 以下…

本日の日経新聞13面について思う

今日の日経新聞の13面でデジタルガレージがTwitterに出資することを知りました。参考記事:デジタルガレージ、「ミニブログ」最大手の米社に出資(NIKKEI NET) この記事の影響もあり、株式市場の低迷に反し、デジタルガレージの株価は上昇しております。 で…

M-1グランプリ the BEST

世の中は明日から仕事だというのに、Amazonで届いたばかりのM-1グランプリthe Bestを見てしまっています。 2001年から2006年のM-1グランプリのうち著作権上の理由で収録できないものを除きすべて収録されている他、M-1グランプリリターンズトと打たれた「幻…

書評:ホームレス中学生/田村裕

何度も本屋で手をとりながら「買うべきか、買わざるべきか」と悩み続けた一冊でしたが、この年末年始で一通り本を読み終わってしまっていたこともあり、とうとう購入しました。 本書を読むまでは、麒麟の田村がどれ位長い間ホームレス生活を送ったいたのか等…

書評:インテリジェンス人間論/佐藤優

2007年12月に発行された佐藤優氏の新刊。内容としては、新潮45に連載された内容を中心とした人物論。 書き下ろしの「鈴木宗男論」から、外務官僚時代に交流のあった橋本、小渕、森の元総理大臣、そしてラスプーチン、スパイ・ゾルゲ、さらにはイエス=キリス…

書評:インテリジェンス人間論/佐藤優

2007年12月に発行された佐藤優氏の新刊。内容としては、新潮45に連載された内容を中心とした人物論。 書き下ろしの「鈴木宗男論」から、外務官僚時代に交流のあった橋本、小渕、森の元総理大臣、そしてラスプーチン、スパイ・ゾルゲ、さらにはイエス=キリス…

書評:交渉力/団野村

ポイントが絞られている上、200ページ弱と短く、短時間で読めてしまうので最近気に入っている角川oneテーマ21。年末年始に選んだのは、先日の巨人軍論に引き続き、野村シリーズ(血はつながっていないけれど)プロ野球のエージェント団野村氏による「交渉力」…

書評:交渉力/団野村

ポイントが絞られている上、200ページ弱と短く、短時間で読めてしまうので最近気に入っている角川oneテーマ21。年末年始に選んだのは、先日の巨人軍論に引き続き、野村シリーズ(血はつながっていないけれど)プロ野球のエージェント団野村氏による「交渉力」…

書評:ハーバード流交渉術/フィッシャー&ユーリー

「原則立脚型」の考えに基づいて、いかに効率的に交渉を成立させるかについて述べられた本。約20年前に出版され、文庫本で第18版まで重版が行われている交渉術の古典ともいえる本。 基本的に本書で述べられている内容はシンプル。まず、交渉の基本要素を「人…

書評:ハーバード流交渉術/フィッシャー&ユーリー

「原則立脚型」の考えに基づいて、いかに効率的に交渉を成立させるかについて述べられた本。約20年前に出版され、文庫本で第18版まで重版が行われている交渉術の古典ともいえる本。 基本的に本書で述べられている内容はシンプル。まず、交渉の基本要素を「人…

書評:国家の罠−外務省のラスプーチンと呼ばれて/佐藤優

ベストセラーを記録し、第59回毎日出版文化賞を受賞した本書は「外務省のラスプーチン」こと佐藤優氏が、外務省でどのような活動をし、鈴木宗男衆議院議員と共に北方領土返還交渉に携わったか、そしていかにして悪役とされ、最終的に「国策捜査」によって逮…

書評:国家の罠−外務省のラスプーチンと呼ばれて/佐藤優

ベストセラーを記録し、第59回毎日出版文化賞を受賞した本書は「外務省のラスプーチン」こと佐藤優氏が、外務省でどのような活動をし、鈴木宗男衆議院議員と共に北方領土返還交渉に携わったか、そしていかにして悪役とされ、最終的に「国策捜査」によって逮…

書評:巨人軍論/野村克也

現楽天の野村監督による巨人軍論。監督として一般的に知られている実績もさることながら、個人的に高校時代神宮球場でビール売りのアルバイトをし、ヤクルトの全盛期の時代を生で見て感じていたために、一層の説得力を感じて読める一冊。 本書では、大きく二…

書評:巨人軍論/野村克也

現楽天の野村監督による巨人軍論。監督として一般的に知られている実績もさることながら、個人的に高校時代神宮球場でビール売りのアルバイトをし、ヤクルトの全盛期の時代を生で見て感じていたために、一層の説得力を感じて読める一冊。 本書では、大きく二…

書評:ウルトラ・ダラー/手嶋龍一

2008年に読み終わった本、第一弾はウルトラ・ダラー。 NHKワシントン特派員であった著者が書いたインテリジェンス小説。詳細なストーリーは、2002年にアイルランドダブリンで発見された精巧な偽100ドル紙幣「ウルトラダラー」をめぐる謎について、英国BBCの…

書き初め−今年の目標

2008年になった所で、「やりきる」をテーマに、今年の目標を3点考えてみた。 まず、第1点目は100冊本を読んで、100冊書評を書くこと。昨年も読んだ本の数では100冊は超えていたと思うけれども、書評という点では及ばなかったので、読んだ内容を定着させるた…

郵便事業の工夫?

先ほど、実家に届いた年賀状を見たら気になる年賀状が何通か。それは、住所や宛名が書いてない年賀状。その代わりに「○○県にお住まいの皆さまへ」「○○市にお住まいの皆さまへ」という表記や、「配達地域指定」という表記があった。 ダイレクトメールの年賀状…

郵便事業の工夫?

先ほど、実家に届いた年賀状を見たら気になる年賀状が何通か。それは、住所や宛名が書いてない年賀状。その代わりに「○○県にお住まいの皆さまへ」「○○市にお住まいの皆さまへ」という表記や、「配達地域指定」という表記があった。 ダイレクトメールの年賀状…

書き初め−今年の目標

2008年になった所で、「やりきる」をテーマに、今年の目標を3点考えてみた。 まず、第1点目は100冊本を読んで、100冊書評を書くこと。昨年も読んだ本の数では100冊は超えていたと思うけれども、書評という点では及ばなかったので、読んだ内容を定着させるた…

書評:ウルトラ・ダラー/手嶋龍一

2008年に読み終わった本、第一弾はウルトラ・ダラー。 NHKワシントン特派員であった著者が書いたインテリジェンス小説。詳細なストーリーは、2002年にアイルランドダブリンで発見された精巧な偽100ドル紙幣「ウルトラダラー」をめぐる謎について、英国BBCの…