COUNTDOWN JAPAN 10/11 2日目レポート(その1)

年はまたいでしまったけれども、カウントダウンジャパンを振り返るレポートを。

2010年のライブ締めくくりの一番手は、今年三度目となるBase Ball Bearのライブ。

前説で渋谷陽一さんが「しなやかさに筋肉がついてきた」と評していましたが、まさに強さが感じられるライブでした。

「 Transfer Girl」「 十字架 You and I」と先月のツアーでオープニングを飾った二曲の段階で、「今日のライブは素晴らしいだろう」という予感がさせられます。

3曲目の「Electric Summer」の時点でその予感は的中。少し走り過ぎかと思わせる程のテンションで繰り広げられる演奏は、日本武道館公演で始まった激動の一年間の成長を示すかのような力強さにあふれておりました。

 その後の4、5曲目は予想通りのスペシャルゲストの登場。(同日にライブがある)チャットモンチー福岡晃子呂布が登場、演奏するのは「クチビル・ディテクティブ」「歌っているんだBaby」の二曲。年末ならではのスペシャル感を演出します。

ただ、今日のスペシャルはこれだけに留まりませんでした。

6曲目の「Kimino-me」の間奏で、予想外のスペシャルゲスとして、サカナクションの山口一郎が登場します。もしやとは思っていたけれども、本当に登場したので、大興奮です。このスペシャルなライブが楽しめただけで、この日に参戦した甲斐があったと思わされました。

ゲストが退場した後、は最後の一曲。

「音楽業界は変化の時、変化はチャンスだから、変化を楽しみたい」と告げた後に、演奏したのは、期待通りの「changes」。

 一日の初めから、こんなスペシャルなライブを楽しめていいのだろうかと思う程、充実したステージでした。

来年のBase Ball Bearも間違いなく、期待できるでしょう。