JDC社続報

 継続ウォッチしているJDC信託社ネタです。

 このエントリーを書いている7/8 22:40時点で自社HPへのアップはされていませんが、TDNETの方にJDC社の調査報告が出ていました。

リンク(TDNET):当社資金調達の経緯説明および今後の方針について

 今回の調査で驚かされたのはこの部分。


当社は、事実関係の調査依頼と速やかな借入履行を求めておりました。これまでに判明したことは、小切手の照会時点(平成21 年7月1日朝)で、振出人はLAKEWOOD1号投資事業組合及びTEARS INVESTMENT HOLDINGS PTE LTD ではなく、取引銀行と取引なし(停止処分済)となっている全く別の会社であったことです。

 ・・・ここまで来ると、反応しにくいなあと思うのはわがままなんでしょうか?

 前回の増資の減額も含め、株主の資金事情に問題が生じている可能性が高いことは間違いないと思われますが、相当な厳しい事情が続きそうです。

 今日は投資先のうちの1社で過ごす。今現在一番多くの稼動をさいている投資先だけれども、成長戦略を描く部といった業務支援ではなく全社の予実管理や不振部門対策を行っている先である上、社内に色々と人間関係などの不発弾が埋まっているというハードな案件
 
 朝、自社で資料準備を行った上で11時から16時までほぼノンストップでランチミーティングを含んだ打ち合わせを4件行う。

 その後、そのまま投資先の座席で事務処理や追加の資料作成を行って帰宅。
 
 帰宅後、ハーバードビジネスレビューの記事を2本、「事業撤退の正しい方法」と「不況期のキャッシュマネジメント」を読む。いずれも自らの状況と照らし合わせると考えさせられる記事。とりわけ後者の記事は普段から売掛金のサイトについて普段あまり気を遣っていないだけに、非常に考えさせられる記事だった。