LIVE:くるりワンマンライブツアー2009〜敦煌(ドンファン)〜@ZEPP TOKYO

 2009年初くるりを観にZEPP TOKYOにいってきました。

 はじめてくるりのライブを見たのは2001年6月に日比谷野外音楽堂で開かれたTEAM PARTY 200,000,001なので、実に足掛け8年ライブを見続けていることになります。(回数でいえば、イベントを含め30回くらい?、前回は昨年末のCDJ

 今回のバンドメンバーは昨年末のCDJと同じくドラムのboboを含めたスリーピースだったので、昔の曲を交えたシンプルなバンドミュージックになるのではと予想してましたが、予想以上に「濃い」ステージでした。

 まずは、セットリストを。

  • ワンダーフォーゲル
  • 飴色の部屋
  • 尼崎の魚
  • HOW TO GO
  • LV45
  • 愉快なピーナッツ
  • 太陽のブルース
  • かごの中のジョニー
  • 喜びの歌(ベートーベン)
  • つらいことばかり
  • 鍋の中のつみれ
  • さよならリグレット
  • 魂のゆくえ
  • ミレニアム
  • マーチ
  • 青い空
  • ばらの花
  • ホームラン
  • ロックンロール

Encore

  • スモーク・オン・ザ・ウォーター(ディープ・パープル、余興)
  • 屏風ヶ浦
  • リバー
  • すけべな女の子

 レコ発ツアーなのに、いきなり4曲ニューアルバムの楽曲以外を演奏しているのも珍しいですが、「ミレニアム」「青い空」「ホームラン」「屏風ヶ浦」といった2ndアルバム「図鑑」からの楽曲の多さが印象に残りました。

 特に、ミレニアム〜マーチ〜青い空といった流れや、ばらの花の後のホームランはにやけてしまう位懐かしく、テンションがあがりました。(その前の「魂のゆくえ」も、もちろんすばらしかったですが)

 一方で、喜びの歌のロック(途中からはパンク)アレンジから、つらいことばかりにつなげていく流れや、アンコールの物販紹介に引き続いてのギター佐藤、ベースbobo、ドラム岸田でのスモーク・オン・ザ・ウォーター等といったサービス精神は過去にない形で新鮮でもありました。

 もう少しニューアルバムの曲を聴きたかったのはありますが、そのあたりは来月の日本武道館公演とJ-WAVE PLATOn LIVE(このイベントはサカナクションも非常に楽しみですが)あたりでのお楽しみとしておきたいとにしたいと思います。

 

今年の初くるり
スリーピースの音もいいけど、たまにはライブでWESNを聴きたい。
それも臺太郎バージョンで聞きたいと思うのはわがまま?