サカナクション SAKANAQUARIUM 2010 kikUUiki@新木場STUDIO COAST(詳細)
前のエントリーでセットリストだけ先行してアップしていたサカナクションのライブについて、より詳細を。
SAKANAQUARIUM 2010 kikUUikiのファイナル公演は新木場STUDIO COAST。サカナクションのソロライブは2008年、2009年と参戦してきましたが、2008年にはCLUB QUATROだったのが、2009年には赤坂ブリッツ、そして今回はSTUDIO COASTとドンドン大きくなってきております。
しかも会場は超満員。ドリンクを待っていて開演直前にライブフロアに入ったのですが、超満員であまり中に進んでいけない状態。QUATROでやっていた時はスペースに余裕がありかなり前で見ることができたのことを思うと、この2年で彼等がつかんだ人気の大きさを実感させられます。
19時を少し過ぎてライブは開演。ステージ前方の幕にシルエットを映し出しての一曲目は、21.1。打楽器から始まるイントロは、あたかも祭りが始めるかのような雰囲気を醸し出し、会場はヒートアップさせられます。
その後はニューアルバムから「明日には」「表参道26時」の2曲。kikUUikiの中でもダンサブルなナンバーが続き、会場の揺れは大きくなってきます。
さらに間髪入れず今度はシンシロから「セントレイ」「アドベンチャー」、さらにKikUUikiに戻り「Klee」とアップテンポな楽曲が続き、会場はこれ程までという位にヒートアップしていきます。
短いMCの後は一転して、ミディアムテンポな楽曲。レーザー光線やVJが映し出される中、水に浮かぶように身を委ねていきます。「YES NO」「アンダー」「シーラカンスと僕」「Paradice of Sunny」と続き、汗をかき、熱くなった体がクールダウンされていきます。
しかし、冷やされた体は再度熱くなっていきます。後半戦は「ライトダンス」「インナーワールド」「サンプル」「ネイティブダンサー」とこれでもかという定番曲のオンパレード。これらの楽曲で盛り上がらないわけがない。
そして、シングル曲「アルクアラウンド」。サビでテンションは再び最高潮に持っていかれ、本編は終盤に向かっていきます。
本編の終わりは「壁」「目が明く藍色」と聞かせる楽曲。個人的に、「目が明く藍色」を聞くとくるりの「東京」を思い出してしまうのですが、(他にも何曲かくるりテイストが入った楽曲もありますが…「白波トップウォーター」の後奏部分とか)生で聞くとまた素晴らしい。完全に聴きいってしまいました。
アンコールの一曲目は「潮」。これに関してはコーラスが気持ちイイ。会場が自然と一体となっていく印象を受けました。そして、メンバー紹介に続き「三日月サンセット」個人的に3本の指に入るかという好きな楽曲なので(この曲と「サンプル」の歌詞とメロディーのセンスは天才だと思ってます。)大満足。
その後は少し長めのMC。今回のツアーでお約束となっている写真撮影(iPhoneで撮影し、そのままTwitterにステージ上からアップしようとしてました)やTwitterを使う意義などのトークがあり(しかし、先週のピアノジャックのTwitter始めますもそうだけど、Twitterネタ多いな)最後の一曲「ナイトフィッシングイズグッド」へ。
おそらく2時間位のステージでしたが、非常に濃厚で大満足。昨年のイベントでやっていた9−10曲のセットリストが非常に完成度の高いものだったので、ソロライブでそのテンションが持続出来るのか少し心配だったのですが、そんな心配をすること自体が失礼。ホント、ゼロ年代にデビューした最強のライブバンドではないかと思えるほど、充実したライブでした。
今後とも目が離せません。そして、来年には日本武道館をダンスフロアにすることを期待しております。
サカナクションのライブすげええええよかったよおお!!人生初の関係者席だったので心熱く座って観ました。あーフロアで踊りたかったけど、今日のはぎゅうぎゅうすぎだわ。あれは死ぬ!アラサーには!
…すいません、アラサーですがフロアで飛び跳ねてました!